冬物こそ汗抜きも

冬物こそ汗抜きも

2016年05月07日(土)9:42 PM
衣替えのこの時期、クリーニング店は一年で一番忙しい時期なります。

今年もたくさんの商品をお預かりさせていただき、ほんとうにありがとうございます。

そこで冬物をお預かりした際に、よく感じる事を今回は書こうと思います。

みなさん、冬物の衣類の汗抜きをしたことございますでしょうか?

あまり汗をかかない季節なので気にされる方も夏物よりは少ないと思います。

でも冬物のクリーニング品を仕上げでアイロンの蒸気を当てた時、

全くニオイのしないコートでも

ビックリするくらい汗のニオイが浮き上がってくることがあるのです。

そうなのです、知らず知らずのうちに冬でも汗はかいて付着する物なのです。

その中でもマフラーは要注意です。

首もとは汗をよくかきますし、なかなか頻繁に洗おうとは思わないですものね。

ではどうすれば汗を抜くことができるのでしょうか。

いわゆる汗抜きという作業になります。

これは簡単に言いますと水を使うのです。

カシミヤ、アンゴラ、パシュミナ、シルクなど

通常ドライクリーニングでしか洗えないものも、様々な方法で水の力を借りるのです。

ここで言う汗抜きはよく言われている“水性ドライ”とは違います。

ドライクリーニングは所詮ドライクリーニングです。

汗を分解する溶剤もありますが限定的で、水を使った際の仕上がりとは雲泥の差があります。

デザインや縫製、生地の構成とうで水洗いできないものもありますが、

クボタではお客様のご要望がございましたら、ウールコートでも水洗いさせていただきます。

ただし、水洗いはデメリットもありますので、

水洗いが適さないものはお断りさせていただく場合もあります。

ご興味がございましたら、一度スタッフやお問い合わせフォームよりご相談下さい。


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